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10分で学べるサステナブル・SDGs!あのローラさんが運営するファッションブランドSTUDIO R330ってサステナブルなの?


Better Life Artistが「あなたのゴキゲンが世界をサスティナブルにする」をテーマにさまざまな分野のゲストにお招きし、あなたの生活がより健やかになるノウハウをお届けするPodcast番組「Better Life Artist−ゴキゲンな暮らし−」のエピソード27をわかりやすく記事にまとめました。


今井みさこ(以下・み):「今回のテーマは、10分でわかるサステブル・SDGs!

忙しいママの隙間時間にサクッと楽しくサステナブル・SDGsを学べる企画です。

今日は、10分で学べるローラのサステナブルなライフスタイルについてです。


ここで紹介するアイデアは、わたしが学んだイリノイ大学 introduction to sustainability とエラスムス・ロッテンダム大学の Driving business towards the sustainable development goals の知識をもとに解説していきます。


ローラさんが実践するサステナブルなライフスタイル!

モデル・起業家としてロサンゼルスを拠点に活躍するローラさん。

わたしはローラさんに共感しているところが多くて、尊敬しています。

わたしとローラさんの共通点は、アメリカを拠点にサステナブルを発信しているところ。影響力の大きさは違うけど、目指しているビジョンがすごく近くて尊敬している人。




ローラさんは、InstagramやYouTubeにサステナブルなライフスタイルを投稿をしていたり、さらにローラさんが立ち上げたライフスタイルブランドSTUDIO R330はサステナブルなプロダクトを企画・販売しているんです!

STUDIO R330は日本のみでの展開なので、まだ手にはいっていなんだけど、8月のときにオーダーをして12月に実家に届く予定!

来年、わたしの手元に届くかな?とっても楽しみにしています。


ローラさんのブランドSTUDIO R330ではどんなサステナブルな取り組みをしているのかを紹介していきますね。


1,サステナブルな工場と契約し生産

STUDIO R330で販売されているジーンズは、世界一サステナブルな工場と呼ばれているベトナムのデニム工場サイテックス(SAITEX)で生産されています。 この工場、わたしが住んでいるサンフランシスコとすごく関係があるんです。デザインなどのクリエイティブはサンフランシスコでやっているんですよ。

なぜ、世界一サステナブルな工場と呼ばれているかというと、工場排水の98%を再利用できる廃水処理施設やバイオマスでの発電などの先進的なサステナブル工場になっています。また、公益性の高さを証明する「Bコープ(B-corp)」認証をアジアで初めて取得しています。

また、ジーンズ工場としては世界で唯一「ブルーサイン(bluesign)」認証を取得している工場です。


※「Bコープ(B-corp)」認証は、法的に定義された利益に加えて、社会、労働者、コミュニティ、環境にプラスの影響を与えた会社であることを認定するものです。
※「ブルーサイン(bluesign)」認証繊維業界において環境、労働、消費者の観点における持続可能なサプライチェーンを経た製品に付与されるものです。
つまり、デニム生産からでる環境汚染物質の排出を最大限に抑え、発電は再生可能エネルギーで賄っているので、エコな工場です。

さらに、労働環境においても賃金の支払いなどをはじめとし、その地域の人たちが長く安全に働ける工場になっていて、サステナブルを意識し実践している工場なんです。



2,ローラさんのブランドは、工場だけなく素材選びにもこだわりがあるんです!

STUDIO R330では、リサイクルポリエステル、ウール、オーガニックコットン、エコファーなどを使用しています。

リサイクルポリエステルは、日本環境設計が運営する「あらゆるものを循環させる」をビジョンに始まったリサイクルプロジェクト「BRING」が開発したBRING Materialを使用しています。

※BRINGの技術は、古着回収し化学的にリサイクルし、新しいポリエステル原料に再生するものです。従来は、石油由来原料から服が生産され、捨てられていましたが、この技術は、石油由来原料から作られた服を化学的にリサイクルし、また服をつくる。服から服が蘇る、捨てない循環を生んでいます。

心地いい天然素材のウールは、環境に優しいRWS認証基準をクリアした、ウールを使用しています。

※RWS認証とはエシカルに育てられた羊達から生産された羊毛原料であるという透明性が高く、正しく、管理されていることを証明する国際的な認証基準。
羊たちがストレスフリーに過ごせるエシカルな環境とは、1-空腹や喉の渇きから守る、2-不快を与えない、3-:痛みやケガ、病気から守る、4-生物の習性に則している、5:恐怖や苦痛を与えない。などの『5つの動物の自由』を守ることを義務づけられている。
羊の環境だけでなく、その土地の土壌汚染されていないことも証明されています。

そして、オーガニックコットンです。オーガニックコットンがサステナブルだと言われているのは、コットンを栽培する過程で使う化学物質が土壌汚染や水質汚染を最小限に抑えられるからです。さらに、化学物質を使わないことで栽培する人の健康状態を保護することができます。オーガニックコットンを選ぶことで、健康や環境への負担が最小限に抑えられ、工場での児童労働が削減し、労働環境において人権が守られるため、サステナブルだと考えられています


3,​​『FOREST R330』(植樹プロジェクト)も実践しています!

世界的な森林再生に焦点を当てた非営利組織である「ワン・トゥリー・プランテッド」と提携し、CO2の削減、絶滅の危機に瀕しているインドネシアのオランウータンの保護、

そして地元住民のパーム油事業から再生可能事業への転換を支援するため、

今回のプロジェクトではデニムパンツ1本の購入につき10本の木が植樹されています。



4,受注生産で生産数を管理!

現在、服が大量生産・大量消費されている現状があります。世界中で生産されている服の数は、毎年、平均して1000億の衣類が生産され、年間捨てられているのは46兆円分の衣類が捨てられています!これはタイのGDPより多い金額で、ファッションの大量生産からでるゴミが問題視されています。なのでブランドに求められるのは、売り切る姿勢。破棄しない生産管理なんですね。受注生産は注文を受けてから生産するので、企業的にもリスクが少なく、会社もサステナブル持続可能に経営できるし、注文在庫数がわかるので破棄する服の数も少なくすむアイデアなんです。

わたしが購入したSTUDIO R330のニットは、8月に注文して12月に届く予定。楽しみだな〜!


ローラが挑むサステナブルブランドSTUDIO R330(ステュディオ アール スリーサーティー)の取り組みいかがでしたでしょうか?

聞いてみてどうですか?」


木村まゆこ(以下・ま):「ローラさんのSTUDIO R330がここまでサステナブルに取り組んでいることを知って、驚きました。こういった取り組みをしている女性起業家の方が同じ時代にいてくれて嬉しいなと感じます。」


:「ローラさん、これからも注目したいですね!ローラさんにはインタビューの企画書を送らせてもらったりしているので、いつか一緒に活動したいというのがわたしのひとつ目標です。聞いてくださっている方で、このエピソードがわかりやすかった!と思ってくれたら、ローラさんにこのエピソードと感想を送ってもらえるとローラさんがわたしに気づいてくれるかも!ご協力ください笑」



この番組はPodcastやSpotifyでもお楽しみいただけます。





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