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SDGs上位国、北欧スウェーデンとシリコンバレーからお届け!クリスマスにできるサステナブルなアイディア


Better Life Artist のPodcastは、「あなたのゴキゲンが世界をサスティナブルにする」をテーマにさまざまな分野のゲストにお招きし、あなたの生活がより健やかになるノウハウをお届けする番組です。


この記事では「 #30 SDGs上位国、北欧スウェーデンとシリコンバレーからお届け!クリスマスにできるサステナブルなアイディア」をわかりやすくまとめました。



ココ 日本生まれ日本育ちの31歳。オーストラリアやイギリスに滞在後、スウェーデンの大学院へ。東京で3年勤務したのち、本社のストックホルムオフィスへ転勤。サステナブルライフに興味を持ち始めて、YouTubeやInstagramで北欧から発信。現在北欧デザインの会社でマーケティングを担当。第一子を授かり現在育休中。

YouTube:https://www.youtube.com/cocoengstrom Instagram:https://www.instagram.com/coco.engstrom 
Twitter: https://twitter.com/coco_engstrom

今井みさこ(以下・み):「スウェーデンとシリコンバレーの大きな差は気温かも。スウェーデンの冬は気温も低くて日照時間も短いよね。シリコンバレーは、冬でもだいたい10度〜14度くらいなのでそこまで寒くないし雪も降らないの。スウェーデンの冬、どう?」


ココ(以下・コ):「スウェーデンはとっても寒いよ。ストックホルムの冬は大体0度からマイナス5度くらいが平均なんだけど今年は特に寒くて先週は最低気温がマイナス17度だったよ。寒かったー。でも今年はおかげでホワイトクリスマスになりそう!

でも寒さよりも日照時間が短いのが辛いかな。朝8時半に太陽がやっと登って午後14時台には沈む。日光浴ができないからビタミンDを摂取するようにって言われるね」


:「スウェーデンのクリスマスはどのように過ごすの?」


:「12月になると(ファーストアドベント)がスタートするとクリスマスデコレーション解禁になるの。だから飾りたくてうずうずしてる人たちが喜んで装飾してる!



(スウェーデンの森の妖精トムテBy COCO)

あとは、ルッセカッテというサフランを使ったパンを作ったり、グレッグという甘くてスパイスのたくさん入ったホットワインを飲んだりするよ。



(ふんわりサフランの香りが美味しいパン「ルッセカッテ」By COCO)

あとはジンジャークッキーでジンジャーハウス家を作ったり、町中の窓といい窓に星形のランプが現れたり。スウェーデンでいいなあと思うのは装飾の光がみんな暖かいオレンジ色っぽいランプなの。ふんわり柔らかな色ですごく好きだな。




(スウェーデンのクリスマスデコレーションに欠かせないスターのランプ By COCO)

今年は娘が生まれて初めてのクリスマスなんだけど、娘のクリスマス衣装はセカンドハンドで買ったよ


:「年に一度しか着ないような服はセカンドハンドショップで購入するのはサステナブルなアイディアだね!


:「スウェーデンのクリスマスは、家族行事。我が家は12/24クリスマスイブに家族で集まって、毎年15時から始まるディズニーアニメを家族全員テレビの前に集まってみて、クリスマスディナーを食べて、プレゼント交換をして過ごすよ」



(スウェーデンのショーウインドウにあったジンジャーブレッドハウスby COCO)

:「ドイツとかはクリスマスマーケットが有名だけど、そういったイベントはある?」


:「あるある!最近はパンデミックの影響で中止になっていたけど、今年は旧市街とかいろんなところでクリスマスマーケットが開催されるみたい!クリスマスで食べるハムとかマスタードとかジャムとか売ってたり、羊の毛を使った手袋とかキャンドルが売っていたりするよ。


あとはスウェーデンでは12月になると街の至る所にツリーを売るお店がオープンするの。ツリーを抱えて帰路に着く街の人たちを見るとクリスマスシーズンが来たなあと感じる」



(スウェーデンのクリスマスマーケットに並ぶトムテ(ミニサンタ)by COCO)

:「シリコンバレーはどんな感じ?」


:「シリコンバレーのクリスマスで有名なのは、一般家庭のクリスマス イルミネーション。おうちのデコレーションがきれいなストリートがあって、そこにイルミネーションを見に行って、写真を撮ったりするよ。



(シリコンバレーのイルミネーション by今井みさこ)

わたしの家にもクリスマスツリーを窓際に飾って、キラキラぴかぴか光らせているよ。

やっぱりイルミネーションみるとクリスマス感味わえるよね。


アメリカのクリスマスディナーに欠かせないのは、ジンジャーブレッドハウス。おかしの家をみんなで作ってたべるの。みんなで作って食べて楽しいイベントなんだ」



(サンフランシスコの家をテーマにして作ったジンジャーブレッドハウス by今井みさこ)

:「スウェーデンのクリスマスディナーはどんな料理が並ぶの?」


:「クリスマスシーズンはユールボード(クリスマステーブル)って言ってクリスマスフードのビュッフェをレストランとかおうちで楽しむ人が多いかな。”ヤンソンさんの誘惑”というアンチョビとポテトのグラタンとか、ハム、ミートボール、サーモンマリネ、ニシンの酢漬けがあるよ。

私たち夫婦と義理のお姉さんはお肉と魚を食べないから、去年はベジタリアンのコース料理をオーダーしたんだ。今年は自分でベジタリアンのクリスマスメニューを作ってみようと思っているよ。ニシンの酢漬けはナスで作れるみたいなんだよね。楽しみ!シリコンバレーではどんなもの食べるの?」


:「サンフランシスコでは、定番のクリスマスメニューに出会っていないかも。

いろんなご家庭の文化に沿ったクリスマスの楽しみ方をしているような印象。

わたしはやっぱり、フライドチキンが食べたくなっちゃう。アメリカのクリスマスパーティーにフライドチキンを持っていくと「なんで!?」とびっくりされるよ。クリスマスプレゼントはどういうものを選ぶのが主流なの?」


:「わたしの家庭では、欲しいものを事前に聞くよ。必要なものをプレゼントしたいからね。最近、友達と話して驚いたのは、親戚が多すぎてクリスマスプレゼントは3年前から「いらないし買わない」って伝えたって言っていたの。プレゼント交換の代わりにゲームしたりアクティビティをすると話してくれて、そのアイディアもいいなと思ったよ。アメリカのクリスマスプレゼントは凄そうだよね。実際はどう?」


:「アメリカは映画のイメージが強いよね!クリスマスツリーの下にラッピングされた箱がたくさん並んでいて、ビリビリ開ける。アメリカの特徴は気に入らないクリスマスプレゼントは返品するの。家庭によっては、プレゼントをたくさん用意してその中から一つ選んで他全て返品することもあるよ。だから、クリスマス開けた日はお店の返品カウンターに長蛇の列ができるんだ。豪快にプレゼントを並べて、欲しい物を選んであとは返品するっていうのがアメリカっぽいなと感じてる」


:「アメリカにはギフトレシート文化があるんだよね?それってすごくいいよね」


:「そうなの。ギフトレシートには、値段は記入されていなくて、返品ができるようになっているよ。プレゼントをあげるときには、そのギフトレシートをつけて渡すよ。あとは、聞きたいのはアドベントカレンダーについて。スウェーデンではユーレカレンダーっていうんだよね?」


:「そうなの。ールカレンダーって言って毎日あけて楽しむカレンダーある!4週間前からファーストアドベントって言ってデコレーション解禁したり、キャンドルをともしたり。ユチョコとか紅茶とかお菓子とかおもちゃが出てくるやつ。今年我が家ではやっていないよ。子供が大きくなったらやりたいなと思ってる。アメリカでもやるの?」


:「実はわたしアドベントカレンダーのことを今年始めて知ったの。フランスの家庭はアドベントカレンダーをやっていて、ヨーロッパや北欧の文化なのかなと感じたよ。アメリカには、アドベントカレンダーのグッズはたくさん販売されているのを見たよ、スウェーデンならでははクリスマスシーズンのサステナブルなアクションってあったりする?」


:「これ、考えてみたんだけどあんまり見つからなかったの。ベジタリアンクリスマスフードは増えているよ。シリコンバレーではどう?」


:「シリコンバレーでは、クリスマスツリーは木を買って飾るのが一般的なんだ。先週、わたしの家でもツリーを買いに行ったんだけど、お会計が長蛇の列だったよ。



(クリスマスツリーが販売されている様子 by今井みさこ)

このツリーは使い終わると街でリサイクルされるんだ。クリスマスツリーをリサイクルに出す日が決まっていて、その日に外に出しておくとリサイク業者がもっていってくれる。

2020年は500トンの木をマルチングにリサイクルをして、街の公園にまかれたり、街を清潔で安全に保つことに使われているの。

AccuWeather社によると、北米で毎年販売される2,500万〜3,000万本のツリーのうち、約93%がリサイクルされているそうです。


サステナブルなライフスタイルを考えたときに、文化の継承も大切だと感じているの。

だからサステナブルのことを想って、クリスマスツリーをやめましょうというアクションではなくて、今までの文化を継承しながらも処理の方法をリサイクルにするとか再利用できる素材に変えるとかそういったアイディアが大切になると考えているんだ。

このクリスマスツリーを街でリサイクルする姿勢はとても好きなアクションだなと感じました。


わたしが個人でできることとしては、クリスマスツリーのライトはLEDライトのものを選ぶようにしているよ。LEDライトを選ぶことで、従来の電球よりも少ない電気エネルギーで長く明かりがつくんだ。さらに、この電気エネルギーを再生可能エネルギーや自家発電のものにできたら最高だよね。わたしの家はそこまでできていないけど、お家を購入した際にはそういうアイディアを実践したいなと思っています。




#はじめてのサステナ部

みてくれてる?12月はまさにこの話のクリスマスシーズンにあったアイディアを書いているんだ。LEDライトに変えようも項目に含まれているよ。


他には、プラントベース食材を選ぼうは、クリスマスパーティーのときにプラントベース食材を使ったメニューを出したいなと考えているんだ。みんなで一緒に食べる場で、プラントベース食材の話をしながら、食べれたらおいしいし楽しいなと考えているよ。


あとは、クリスマスプレゼントだよね。

クリスマスプレゼントにはサステナブルグッズを選んだり、クリスマスのラッピングを控えめにしたり、ラッピングを再利用するという視点はとても大切にしたいな。

そういう意識でプレゼントを考えてみることで、今年は紙のラッピングではなくて、ミツロウラップでラッピングしてみようかなとか、繰り返し使えるバックを選んでみようかなとか、選択肢に幅が生まれて楽しい。そうやって、ちょっと視点を変えるとサステナブルな選択肢が直ぐ側にあること、選択肢が広がる楽しさをこの#はじめてのサステナ部で体験してほしいんだ。


雑誌やメディアでサステナブル・エシカル・SDGsといった言葉を知る機会が増えたけど、実際身近な活動として何をしていいのか、わからない。

サステナブル・エシカル・SDGSって難しいことじゃない。身近な例を知ることで、ライフスタイルで実際にチャレンジしやすいかなと思って、季節と文化に合わせたサステナブルなアイディアをまとめたのが#はじめてのサステナ部なんだ。きいてみてどう?」


:「とってもすばらいいアイディアだよね。わたしも12月の#はじめてのサステナ部に参加します!」


:「#はじめてのサステナ部 タグをつけてSNSでシェアしてね!」




この記事をPodcastやSpotifyでも聞くことができます。




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