今注目を集めているサスティナブル・SDGsの知識をサンフランシスコからお届けする、ライフスタイルマガジンBetter Life ArtistのPodcast内容を抜粋してお届けします。
Better Life Artistのpodcastは「あなたのゴキゲンが世界をサスティナブルにする」をテーマにさまざまな分野のゲストにお招きし、あなたの生活がより健やかになるノウハウをお届けする番組です。
今回のテーマは、世界のエンターテイメントを牽引し続けるディズニーが実践するサステナブルな取り組みについてです。
サステイナブルなキッチン&ピクニックグッズ
今井みさこ（以下・み）「みなさん、ディズニーといえば、ランド内やディズニーストアで購入できるかわいいアイテムにも注目するよね」
木村まゆこ（以下・ま）「わかる！日本のディズニーランドのワールドバザーには必ず寄るし、買ってしまう！個人的には、あのワールドバザールのアーケードを潜る瞬間からエンターテイメントが始まる感じがするのよ」
み「ワクワクするんだよね。かわいいパッケージだったり、限定発売されているアイテムもたくさんあるしね。そんな中で、今回紹介するのは、サステナブルな商品開発についてです。私、今年の春にカリフォルニアディズニーに行ったんです。そこで目にしたのは、ギフトショップにあった再利用可能なキッチン&ピクニックグッズのコーナーだったの！Fan（楽しむ）, Eat（食べる）, Repeat（何度でも） をテーマにつくられていて、キッチンクロス、シリコンバック、ステンレスストロー、お弁当箱、ボトルなどサステナブルな商品が販売されてました。中でもデザインが気に入ったシリコンバックを購入！シリコンバッグは、ジップロックやラップの代わりに使うことで、ゴミを減らす取り組みになります。エコで、可愛くて自分のテンションが上がるゴキゲンアイテム！ディズニーさん、さらなる商品開発、待ってまーす！！」
み「また、サステナブルな商品パッケージも導入されているの。ディズニーのクラシックドールにプラスチックフリーの新パッケージが使われています。従来のプラスチックパッケージの代わりに使用される100%リサイクル可能なサステナブル用紙は、簡単に開閉ができる上に、他の用途としても使えるの。例えば、ドールと一緒に遊び道具になるんだよね。今後、プラスチック使用を控えたパッケージはどんどん増えて世の中に浸透していくんじゃないかなと感じてます 」
サステナブルなメッセージは制作現場からも届けています！
ま「続いて、映像の制作現場におけるサステナブルの取り組みについて解説お願いします」
み「とても大切なサステナブルなアクションだから、ぜひ、お伝えしたかったことの一つなんです！ディズニーの映像制作現場で使用される照明は、LEDセットを最大限に活用することで、セットを涼しく保ち、最大70％の電力を削減しているんだって。電力面はもちろんですが、その現場で働く人たちへのケアにも繋がっていると感じるの。さらに、移動する時に使用する車をハイブリット車や電気自動車を使っているそうです。
廃棄物削減という点をあげると
1,セットを構築する際に使った材料を再利用するために、使ったセットを他のプロダクションに渡したり、学校や非営利団体に寄付をしている。機材もリサイクルからできた製品を使うことを推進。
2,現場で余った食べられるものは地元のシェルターに寄付したり、寄付できないものはゴミ処理場へ送らず、コンポスト堆肥化。
3,水筒やコーヒーカップなどの使い捨てアイテムを最小限に抑えて、詰め替え可能な容器に交換。
ま「人にも環境にも配慮された取り組みだね。ウォルト・ディズニー・カンパニーから学べることの幅広さを痛感してます」
み「ディズニー映画のエンドロールをみるとわかりやすいと思うんだけど、ものすごい数の人たちが制作に関わっているよね。ディズニーがサステナビリティやSDGsに関することを実践することで、制作スタッフの意識が変わるきっかけにもなると思うので、ほんとうに影響力は多大なものだなと感じます。世界中に制作に携わる人やユーザーがいる、とってもパワーがある会社だからこそ、その時代に合った変化を実践しているウォルト・ディズニー・カンパニーはやっぱりすごい！
次回は、サステナブルを学べるディズニー作品を紹介します 。お楽しみに！」
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